試乗のチェックポイント!

数あるクルマからお気に入りの1台を選ぶ愛車選び。その決め手となるのが試乗です。新車を前に冷静に判断することは容易ではありませんが、そのポイントをご紹介します。

1.デザイン

カタログ写真やショウルームの中ではわからない質感を確かめてください。輸入車は面構成やプレスラインにこだわっているものが多く、屋外では写真と実物で違う表情も。実車の良さをお確かめください。

2.色

展示車や試乗車にバリエーションがあれば、ボディカラーとインテリアの色は確認しましょう。写真で気に留めなかった色を街中で見かけて、あとでほかの色にしとけば…ということは結構あるものです。日本車にはない個性的なカラーも輸入車の魅力の一つです。

3.サイズ感

小さく見えるのに運転し難い、大きいけど意外と運転しやすいということは多々あります。ポイントは最小回転半径(小回り)チェック。また大きいクルマへ乗り換える場合は、駐車スペースを含めてサイズをしっかり把握しましょう。全長5000mm全幅1830mm全高は1550mmを超えると、駐車場の制約が増えます。

4.ドライビングポジション

運転席に座って、ポジションがしっくりくるかどうかは、長く乗るうえで大事なポイント。長時間乗る場合は座面の厚みと腰のサポートがポイント。正しい運転姿勢が決まるかどうかも確認しましょう。またボディ四隅の確認やミラーの視認性も要チェック。輸入車はステアリングやハンドルの調整幅が広い傾向にあります。

5.インテリア・トランク

リアシートや3列シートがある場合には実際に座ってみましょう。後ろに人を乗せて初めて狭いことがわかるというケースも…またグローブBOXなど小物入れの使い勝手も確認してください。ゴルフをする方や子育てファミリーは、バッグやベビーカー収容の確認もお忘れなく!

6.動力性能

エンジンのトルク感やトランスミッションの変速感が自分の感覚に合うか確認しましょう。輸入車は独特のメカニズムを採用するものもあります。カタログ数値はあくまで目安。回転上昇と加速感が比例することが、乗りやすさのポイント。高速試乗では追い越し加速も確かめたいところです。ブレーキの効きは感覚に合うかが大事。効きすぎや制動不足だと違和感の原因に。
アイドリングストップの制御など、不自然でないかも要チェックです。

7.乗り心地

エンジン音・ロードノイズなど、耳障りでないかを気にしてみましょう。輸入車は走行安定性を高めるため乗り味が固い傾向に。距離を重ねるとソフトになることが多いですが、乗り心地とハンドリングのバランスは大切なポイント。一般的にハンドリングを重視すると乗り味は固め、乗り心地をソフトにするとハンドリングはマイルドとなる傾向に。走り初めに低速で左右にハンドルを動かし、動きに差異がないかも大事なポイントです。

8.第三者の意見

家族や親 友人など、同乗する機会の多い人の意見は大切!いくら自分が気に入っても、周りの評価が低いと、満足度は大きく下がってしまいます。

9.その他

平均燃費計があれば確認しましょう。試乗車は街中を短時間乗ることが多いので、それ以下になることはないという目安になります。またタイヤサイズは特殊サイズだと、交換の時高額に。
外気温計や時計、窓の開閉範囲など、使用頻度の高いもののチェックもお忘れなく!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
And CAR 広島について

輸入車ディーラーのことやメンテナンスメニューのことなど、クルマのことなら何でもご相談ください。
概算見積りも、ディーラーに問い合わせることなく、メールで依頼ができるので簡単・便利!
AndCAR広島のサービスや情報に納得したら、お気に入りのクルマを契約。車検や保証のことなど、買ったあともフォロー。
皆さまの より良いカーライフをサポートします。