メーカー紹介(メルセデス・ベンツ篇)

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世界を代表する高級車の代名詞といえるブランド「メルセデス・ベンツ」

正しくは、乗用車やトラックを生産する「ダイムラー社」のブランドです。

エンジン技術者の「カール・ベンツ」が創業したベンツ社と、「ゴットリープ・ダイムラー」らが設立したダイムラー社が合併してできたのが「ダイムラー・ベンツ」で、その後販売されたクルマは、メルセデス・ベンツの名でマーケティングしています。

昨年、日本国内での輸入車販売台数1位になっています。

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販売好調に大きく貢献しているのが、NGCCと言われるコンパクトルセデス。

これまでのファンではなく、新しい層にメルセデス・ベンツをPRするために、AやBほか、GLAやCLAクラスなど、小型モデルを矢継ぎ早に投入し、人気を集めています。

また、メルセデス・ベンツといえば「安全性」

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現代まで続く安全意識の高さは、創業時から受け継がれており、1933年には衝突を研究する専用の施設を設けています。また、1953年に登場した180シリーズでは、早くも衝撃吸収ボディが採用されています。

その後、高品質と安全性の高さから支持を受け、順調に成長したダイムラー・ベンツ社は、1998年、アメリカのクライスラーを合併して「ダイムラー・クライスラー」に。

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2007年には、販売不振のクライスラーを手放し、再び「ダイムラー」へと戻っています。

高級車としてのメルセデス・ベンツは、1954年、ガルウイングドアが有名なスポーツカー300SLを誕生させています。

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このクルマは世界初の直噴エンジンを早くも搭載していたことでも有名。アメリカ俳優のジェームズ・ディーンや石原裕次郎さんなどが乗っていた「当時のスーパーカー」。

70年代には、高級車の代名詞・初代「Sクラス」が誕生。

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衝突実験や悪天候での走行など、様々な条件で走行性能と安全性能と高めたクルマ。また世界で初めてABS(アンチ・ロック・ブレーキ)を搭載したクルマでもあります。

80年代は、好景気とブランドイメージの浸透から、日本でも富裕層にメルセデス・ベンツが普及します。

W124と呼ばれるEクラスはその代表格。

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コスト重視になる前の製品で、「自分たちの作りたいものを作って、あとから価格を決める」 という理想主義時代のメルセデス・ベンツ。いまでは考えられないくらいの手間とコストで作られていたクルマとして、中古車市場でも支持を集めています。

輸入車の代表格といえる「メルセデス・ベンツ」は、日本でも順調にシェアを伸ばしています。

GLE

コンパクトなFFモデルから、クーペ風の流麗なセダン、また人気のSUVなど、充実したラインナップが下支え。

またメルセデス・ベンツ・ジャパンは、初めての日本人社長を起用し、CMなど日本にあったマーケティングを展開中です。

クルマを売らないショウルーム「メルセデス・ベンツ・コネクション」も展開中!(カフェ)

輸入車販売のパイオニア「ヤナセ」とともに歩んできた日本市場。

マイスターの国・ドイツの高級ブランドが、自国メーカーが強い日本で、今後どのように市場を拡大するのか、売り方の面でも注目のメーカーです。

文 イオ ケンタロウ

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