どんなクルマ?
2020年にデビューしたVolkswagenのSUVファミリーの末っ子で、輸入SUVで販売1位。ポロをベースにしたSUVで街乗りもしやすいサイズでありながら、大きく見えるデザインが自慢。エンジンはVolkswagenが推進したダウンサイジングターボで1.0ℓで高トルクと燃費を両立。ゴルフなど上級モデルと同じプラットフォームで、安定性や静粛性など好印象な乗り味です。リアシートがスライドし、ラゲッジスペースが広がるギミックはSUVとして高得点。またドイツ車らしくドアの閉まる音は重厚で、インテリアの質感などイイモノ感が出ています。7速のトランスミッションと組み合わせた走行性能は、スペックだけでは分からない魅力があります。
イチオシポイント
全長4,115mm、全幅1,760mm、全高1,580mmの使いやすいボディサイズでありながら455ℓと大容量なラゲッジスペース。「ライズ」や「ロッキー」(369ℓ)、「ヴェゼル」(393ℓ)、「C-HR」(318ℓ)より広いことが分かります。そしてVolkswagenの底力を感じる高い質感と走行性能。上質な乗り味が自慢です。
ウィークポイント
今話題のADAS(各種運転支援システム)の性能は、車線維持機能やパノラマモニターなど進化の余地がありそうです。