1月の自動車販売

JAIA(日本自動車輸入組合)から、1月の新車販売台数の統計が発表されています。

販売台数ベスト10は、

1.メルセデス・ベンツ

2.フォルクスワーゲン

3.BMW

4.アウディ

5.MINI

6.ボルボ

7.ポルシェ

8.スマート

9.Jeep

10.フィアット

驚きはポルシェです。600万円後半からという高額車が7位という健闘ぶり。Tue Jan 19 06:30:02 +0000 2016 @PorscheJP

スマートも売れているのですね。

smart forfour

ちなみに11位プジョー12位ルノーといった感じ。

輸入車全体で、昨年比99.2%微減となっています。

国産車は乗用車全体で昨年対比101.3%。ベストセラーカープリウスが187.7%、ヴェルファイア475.7%、アルファード376.2%と、トヨタの人気車が底上げ、健闘しています。

ダイハツを傘下に収め、軽自動車販売にも本格的に参入するものと思われます。

こうなると鬼に金棒。

三菱と日産の協業軽自動車を見ても明らかなように、日産のブランドで4倍の販売差が出ています。

おそらくスズキにとっても、ホンダにとっても脅威。トヨタパワー恐るべしです。

さて、輸入車の詳細データですが、

BMW118%、MINI112%、ボルボ135%、ポルシェ119%、フィアット128%、プジョー122%あたりがプラスとなっています。

BMWはアクティブ・ツアラー、グラン・ツアラーが人気。MINIはクラブマンなど豊富にラインナップ、ボルボはディーゼルエンジン搭載車でしょうか?V60クロスカントリーなども出ています。ポルシェはカイエンより小型SUV「マカン」などが人気。フィアットは500X、プジョーは新しい208などが支持を集めているものと思われます。

株価が乱高下し原油も下がっている中、販売を伸ばしているのは心強い。

国内販売の4割を占めると言われる軽自動車は80%台後半と振るっていません。

伸びているクルマは「プレミアム消費」、「安さ重視の消費」は行き詰っています。

クルマづくりを磨き、ブランドマークの変更を予定しているマツダ。

輸入車に限らず、いいデザインでいい走りのクルマは、多少高くても支持されるのだと思います。

お互いに切磋琢磨して、クルマの魅力を高め合っていくことを願います。

その本質を、輸入車の多くは踏み外さないのかもしれません。

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