カメラ技術やセンサーの発達により、ミラーの小型化やミラーレス化が進んでいくようです。
国交省が2016年に”ミラーのカメラ代用”を認める方針を打ち出しています。これはバックミラーとルームミラーをカメラで代替するというもの。これを車内のディスプレイで表示するのでしょう。
最近は、バックミラーの死角をセンサーで補完するブラインドスポット機能が付いた車種が増加。死角に障害物が来ると、ミラー内で警告灯が光るもの。とても便利で、自信を持って車線変更できます。
ミラーがカメラになれば、1983年にフェンダーミラーからドアミラーになった時のように、自動車のデザインに大きな変化を生むと思います。あの時は子どもながら、ドアミラーがかっこよく映りました。
ボディのサイドとリアに小型カメラを搭載し、センサーを組み合わせて周囲を見渡す。
恐らく技術としては十分可能であり、御上の許認可の問題のように思います。
しかし、カメラなので故障や精度に不安もあります。
バッテリーが切れたら?ぶつけたら?カメラでなくモニターが故障するということもあり得ます。
いろんな問題を超えて、実用化されるのでしょう。
冷静に考えると、ドアミラーって耳みたいでカッコいいものではありません。
ルームミラーも邪魔と言えば邪魔。
動力源もどんどん進化していきますが、デザインも数年で大きく進みそうな気配の自動車業界です。