ホームセンターなどで数百円で売られているアルミテープで、クルマの性能が上がると言われています。正式に認知されたのは、トヨタ86の後期型で、チーフエンジニアがその効果を証明し取り入れたからだと記憶しています。
その後ノアやヴォクシーにも標準採用され、アルミテープで性能(乗り味)が向上することは、クルマ雑誌などで話題になりました。
ということで、2台のクルマで実験してみました。
1台は2013年式6年目となるフォードフォーカス、もう1台は走行2千キロのアバルト595。
ベストカー最新号の記事を参考に、
・ステアリングコラム下に3×3センチを2つ
・ブレーキペダルのステーに3×3センチ
・前後バンパーの四隅(目立たないように底面)に3×4センチを4つ
・エアクリーナーのダクトに3センチ×2センチくらいのもの
・ショックアブソーバーに3×3センチを4つ
・ホイールに3×2センチを4つ
・ボンネットの裏ワイパー側の目立たない場所に3×2センチを左右2か所
以上を貼ってみました。
いずれも10~20㎞程度試乗。
フォーカスはアブソーバーがしっかりしました。少し弱ったショックアブソーバーが新品になった感じ。
アバルト595は、マフラーの音が気持ち大きくなった??もしかするとブーストのかかりが違うのかもしれません。ショック吸収がよくなり乗り心地が改善された感じです。
こんなことで変化があるのは、風邪で薬を飲むと楽になった気がするのと同じかもしれませんが、記事にある通り良くなった気がするのです。しかも2台とも。。
うそのようなホントの激安チューニング。静電気を減らすことで各所性能が良くなるとのことです。
アルミテープを貼るだけで、失敗したら剥がすこともできるし、数百円と15分あれば魔法を施すことができます。
半信半疑だけどそんなので、愛車の乗り味が変わるならやってみるか・・という好奇心と寛容さのある方には、ぜひともオススメなお手軽実験。
しばらくこのまま乗ってみます。
写真/文 イオ ケンタロウ