改元に伴う大型連休真っ只中!
クルマで旅行や帰省をする、している人も多いと思います。
高速道路を走るなら、今や常識のETC。最近は一歩進んだサービスが受けられるETC2.0に注目が集まっています。そもそもETC2.0 とはなんなのでしょうか?
ETC2.0は、高速道路などに設置された通信機とETC車載器との間で通信を行うことで、自動料金収受のほか、
●渋滞回避支援
●安全運転支援
●災害時避難支援
●スマートインターチェンジの一時退出支援
●首都圏高速道路(圏央道)での割引
が受けられるシステムです。
ETCでありながらカーナビのVICSのような機能があり、高速道路の渋滞状況や所要時間があらかじめ知ることができます。また高速道路の落下物や事故発生などの情報提供も。対応カーナビとの連動で、さらに進んだ運転サービスを受けることができます。
またもっとわかりやすいメリットは、「スマートインターチェンジの一時退出での追加料金なし」ではないでしょうか。指定のインターチェンジから指定の道の駅に寄って1時間以内に高速に再度乗った場合、高速道路を下りなかった料金と同じでOKなのです。これまではちょっと降りると割高になり、ガソリンスタンドや道の駅に寄ることの敷居が高かったのですが、ETC2.0ならそんな心配がなくなります。
広島は、ETC2.0一時退出実験対象の道の駅が複数あります。
・中国道 千代田インターチェンジ(道の駅「舞ロードIC千代田」)
・中国道 戸河内インターチェンジ(道の駅「来夢とごうち」)
・中国道 六日市インターチェンジ(道の駅「むいかいち温泉」)
近隣では、
・米子道 江府インターチェンジ(道の駅「奥大山」)
・山陽道 徳山西インターチェンジ(道の駅「ソレーネ周南」)
全国の対象インターチェンジ20か所のうち、中国地方に1/4があるのです。
秋には消費増税が予定されています。
これからクルマ購入を予定しているなら、ETC2.0の同時購入がいいのではないでしょうか?
新車を買うならディーラーが進めてくれそうですが、中古車の場合や、頻繁に田舎道をドライブする人ならETCだけの買い替えでも実利があるETC2.0。
平成最後の日に、イマイチわかりにくいETC2.0についてご紹介しました。
文 イオ ケンタロウ