どんなクルマ?
フィアットの人気モデル500(チンクエチェント)をベースに、イタリアのチューニングブランド・ABARTHがチューニングしたクルマ。エンジン・ミッション・シート・マフラー・ブレーキなどは専用品で、ボディ骨格以外は全く違うスペシャルモデルとなっています。
ラインナップは、「F595」と695となる“コンペティチオーネ”と“ツーリズモ”。ツーリズモはカブリオレもラインナップ。アバルト500eがデビューした今、ガソリンのアバルトは発売中止が迫るチューニングカーです。
イチオシポイント
今どき貴重な、メーカーが作るHOTハッチ。大衆車500の性能を多岐に渡ってトコトン格上げしています。眺めてよし・座ってよし・そして走るとなおよし。F595は、従来のベースグレードの後継モデルとして、走るワクワク感や趣味性を求める人におススメ。イマドキ貴重な“古き良き時代”の雰囲気を楽しめるクルマです。
ウィークポイント
基本から設計したスポーツカーではないので、サーキットなどで本格的に走り込むとほころびがチラホラ。昨今の円安などにより、500万円に迫るプライスは、決してお買い得とは言えません。