災害は忘れた頃にやってくる!
台風などは事前予報などで予め準備もできますが、地震に関しては警戒エリアでないところで発生し、毎回大きな被害となっています。
4/14の熊本地震も、大地震に対する心構えの低いところで発生しました。
被害に遭われた方々のご冥福をお祈りするとともに、心よりお見舞い申し上げます。
「住」を担うクルマ
発生から2週間が経ち、報道映像では、体育館などの避難所でなく「車中泊」をする人が目立っているように思います。
主な理由は
・屋内で余震が発生すると怖い
・プライバシーの確保
といったところでしょうか。
一方、クルマで長時間を過ごすにあたり、エコノミー症候群が問題となっており、実際お亡くなりになった方もでています、
このような中、今後クルマを購入するにあたり、電気を確保できる”ハイブリッドカー”や足を伸ばして寝ることのできる”広大な室内”という要素が注目されると感じています。
災害で使えるクルマ
・室内スペースが広い
・給電できる
・燃費が良い
・4WD
・小回りが利く
などの要素があげられます。
And CAR広島が、これらの要素を踏まえて、お勧めのクルマをピックアップします。
給電篇(輸入車)
欧州車はプラグインハイブリッドが主流。ハイブリッドに比べてバッテリーが大きく、安心して家庭用電源が使用可能。お湯を沸かしたり灯りを確保したり、心強い味方となります。
VWゴルフGTE(499万円) 大きなバッテリーを積むプラグインハイブリッド。エンジンをかけることなく1日分くらいの電力を確保することができます。
アウディA3etron(564万円)ゴルフ同様、十分な電気を確保できるプラグインハイブリッド。
BMW X5プラグインハイブリッド(933万円~)
BMW 2シリーズアクティブツアラープラグインハイブリッド(488万円~)
ボルボXC90 プラグインハイブリッド(1009万円)
メルセデス・ベンツCクラスワゴン プラグインハイブリッド(782万円)
給電/スペース篇(国産車)
国産車は比較的安価なハイブリッドが主流。家庭用電源を確保できるので、いざという時安心。室内も広いクルマなら、快適な寝床と電力確保を両立しています。
トヨタアルファード(ヴェルファイア)ハイブリッド(411万円~)
トヨタヴォクシー(ノア)ハイブリッド(299万円~)
トヨタハリアーハイブリッド(371万円~)
トヨタプリウス(242万円~)
レクサスRXハイブリッド(602万円~)
日産Xトレイルハイブリッド(266万円~)
ホンダオデッセイハイブリッド(356万円~)
ホンダジェイドハイブリッド(272万円~)
ホンダフリードハイブリッド(221万円~)
スバルインプレッサハイブリッド(250万円~)
三菱アウトランダープラグインハイブリッド(359万円)このクルマはプラグインハイブリッドで、ガソリン満タンなら一般家庭約10日分の電力を確保できる優れもの。さらに悪路に強いAWDで、クルマ単体でのポイントはトップクラス。しかし燃費不正問題で企業イメージが良くありません。
災害時に頼りになるクルマ特集!
このほか、悪路を走るならスズキジムニー、室内スペース重視ならトヨタハイエースなど、実はもっと多くの車種がありますが、電気の供給と室内スペースのバランスから、お勧めできるクルマをあげてみました。
ぜひ、ご参考にしてください。
文 イオ ケンタロウ 写真はサイトより借用