現在日本では、FCAジャパン株式会社というところが、フィアットを仕入れています。
2014年に、イタリアのフィアットとアメリカのクライスラー・ジープが一緒になり、アルファロメオ、フィアット、クライスラー、ジープ、アバルトの5ブランドを展開しており、国内で勢力を増しています。
「大きなクルマ代表のクライスラー」と「小さなクルマ代表のフィアット」
一時期ダイムラー・クライスラーという連合もありましたが、フィアットとジープは「FUN」というキーワードで、高級一点張りの輸入車マーケットのなか、異色を放っています。
高級だから、高いから偉いというのは、これからの時代の空気としてはズレていると思います。
むしろ等身大のブランドとして受けていると見られるFCA。
ジャーマン3と言われる、ベンツ BMW アウディのドイツ御三家と同じ戦略では勝ち目はありません。
もっとポップでカジュアルに、ファンなイメージを売るブランド戦略。
高級なのか、高性能なのか、オシャレなのか。
輸入車に「肩肘張らずカジュアルに乗る」 というトレンドが来ていると思います。