300~400万円台 人気のSUVくらべ

最近、日本はもちろん世界的にSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)が人気です。

人気の理由、①見た目がカッコいい②視点が高いので運転しやすい③使い勝手がいいといったところでしょうか?

普通のセダンやハッチバックに比べて少し値段が高いスペシャルティー・カー。特に若い人に人気で、いわゆるモテ車に属すということから、昔のクーペの代わりが現代のSUVと言えそうです。

旬のSUVを本気で購入するとして、主な車種の特徴とお薦めポイントをご紹介します。

フォルクスワーゲン/ティグアン

フォルクスワーゲンのミドルサイズSUVがティグアン。

価格は360万円からと、輸入車の本格SUVとしては比較的リーズナブルです。

お薦めポイントは、スタイリッシュなデザインと、ドイツ車ならではの走りの良さ。

1.4リッターエンジンなので、燃費面や自動車税などでも経済的。

スマホ連動のナビや安全装置など、最新のテクノロジーが多数投入されています。

輸入車のSUVに興味があるけど、壊れるのはイヤ!街にあふれたクルマもイヤ・・という人にお薦めです。

おススメディーラー/フォルクスワーゲン広島平和大通り(広島市西区観音新町)

プジョー/3008

先日デビューしたばかりのプジョーのSUV

308から始まった新開発のプラットフォームを採用しています。

価格は350万円から。

お薦めのポイントは、上級グレードに搭載されるクリーンディーゼルエンジンによる、高出力と低燃費性能。このエンジンはPSA(プジョー/シトロエングループ)が独自開発した筋金入りの新技術。本場ヨーロッパのディーゼルエンジンを比較的低価格で堪能できます。

そしてフランス車らしくオシャレなデザイン。外観はもちろん、先代から続く飛行機のコクピットのような先進的なインパネデザインは個性豊か。一見の価値ありです。

人と違う個性的なSUVがほしい、また自分の感性に自信がある人にこそ似あうクルマです。

おススメディーラー/プジョー広島(広島市西区大芝)

ジープ/ラングラー・アンリミット

これぞジープと言える存在感をまとう本格SUV。

本格ラダーフレームと4WD機能を備えているので、見た目を裏切ることなく、悪路走破性に優れています。

これだけの大きさと性能を備えながら、価格は400万円。多くの人には700万円くらいのクルマに見えるのではないでしょうか。

お薦めの理由は、この高そうな存在感と、リセールバリューの高さ。

このクルマは3年後5年後の買い取りや下取り価格が、数あるクルマの中でもかなり高価。3年で70%近いなど、中古車価格の高さをみればわかります。

流行りのヤワなSUVでは物足りない、本格派のワイルドな人にお薦めです。

おススメディーラー/ジープ広島西(広島市西区庚午)

メルセデス・ベンツ/GLAクラス

マリオを起用したCMが印象的な、メルセデスのコンパクSUV

NGCC(ニュー・ジェネレーション・コンパクト・カー)という、メルセデスの若者対策車。Aクラス、Bクラス、CLAクラスに続く、FFメルセデスの第4弾。メルセデス・ベンツに手軽に乗れることが売りとは言え、Aクラスなどと比べると割高感が気になります。

BMW/X1

BMWのコンパクトSUV。BMWではSUVをSAVと呼んでいます。

X1、X3、X5の末っ子ですが、2016年に新型になるに伴い、大きく立派になりました。

先代は走りのBMWの伝統を重んじ、FR(フロントエンジン・リアドライブ)を堅持していましたが、新型はFFに。ただBMWらしくハンドリングなど優れた乗り味を実現しているようです。

アウディ/Q3

アウディのコンパクトSUVでしたが、Q2がデビューしたため、その立ち位置が微妙になっています。当初2リッターのクアトロ(AWD)モデルのみだったラインナップは、より裾野を広げるべく1.4リッターのFFモデルが追加され人気を集めています。実用性を考慮するとQ3サイズはほしいところです。

トヨタ/CH-R

新型プリウスから始まった新型プラットフォーム(TNGA)を採用。プリウスで不慣れだった部分が解消され、優れた乗り味を持っているようです。このペキペキアニメデザインがお好きなら、ハイブリッドもあるし、経済的かつ個性的という面からいいのかもしれません。

マツダ/CX-5

2017年にデビューしたばかりのミドルSUV.

昔スバルのレガシィが謳っていたような「深化」型のモデルチェンジで、先代の良さを踏襲しながらすべてが良くなっています。各所が少しずつ洗練されたエクステリアに比べ、インテリアが大きく進化。質感を大きく上げています。エンジンは2.2のクリーンディーゼルほか、2.5と2.0の高圧縮ガソリン・スカイアクティブGをラインナップ。ある意味輸入車を脅かす、車好きのツボを押さえたクルマです。

スバル/フォレスター

少数精鋭のラインナップで勝負するスバルのSUV.

インプレッサベースながら、水平対向エンジンが成せる・シンメトリカルAWDで優れた悪路走破性を実現しています。今となっては武骨なエクステリアデザインが個性的。緊急自動ブレーキアイサイト3を採用し、予防安全面でも先端のクルマです。

以上、鮮度や話題性も含めて注目のSUV車をご紹介しました。

このジャンルは国産車も走り面を重んじた良いクルマが揃っています。とは言え、歴史に裏打ちされた個性的なデザインや高速での安心感と走行性能、また椅子文化の人が作った優れたシートなど、輸入車ならではの魅力もいっぱいです。まずはショウルームで、それぞれのクルマをじっくり比べることをお勧めします。その際、多くの輸入車が重視する、ドアの閉まる音も、ぜひご確認ください。毎回開け閉めするものですから、いいもの感を感じれることが、所有する満足に、きっとつながるはずです。

文/イオ ケンタロウ

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