いよいよ冬本番。
スタッドレスタイヤへの交換はお済ですか?
ディーラーや専門店で交換する人も多いと思いますが、持ち運びや予約など面倒な場合も。
自分でやれば意外と簡単なタイヤ交換。その手順を簡単にご紹介します!
まずは平らで安全なところにクルマを停めます。
続いて、付け替えのタイヤを用意!
そして、タイヤを外すのにクルマを持ち上げるジャッキを探します!
ジャッキは通常トランク内にあります。ナット(ねじ)を外すレンチも準備!
トランクのフロアボードをはぐると、工具が収められています。
①まずは、車体はそのままでタイヤを固定しているナットを緩めます。あくまで緩める。外すのはジャッキアップしてからでないと危ないので注意!(このような十字レンチがあると便利 ホームセンターやカー用品店で1000円前後)
②車載ジャッキ登場!
上下の向きは平面が大きい方が下。上部が凹んでいるところを車体にかけます。
③ジャッキアップで大切なのは、ジャッキをどこにかけるか?ジャッキ上面のへこみに、ボディ側ジャッキアップポイントを合わせます。
ボディ下にこのように少し区切られたジャッキアップポイントがあるので、間違えないように。詳しくは車種ごとの取説を参照ください。
間違えると、ボディに変な力がかかり、ねじれるなど不具合がでるので、正式な場所を要チェック!
ホンダはこのように車載レンチをひっかけて、クルクル回して上げます。(車体をアップするのは時計方向に回す)
タイヤは少し浮く程度まで上げたらOK!
レンチでナットをすべて外します。
ナットをすべて外せば、このようにタイヤは外れます。
お次は新しいタイヤを。タイヤをはめながら、ナットを軽く手で仮締めしておきます。
軽く回して締まるところまで仮止めしておきます。
ジャッキを下して、しっかりナットを閉め込みます。成人の体重をかけて回る範囲が目安。
この手順で4本分行います。
以上がタイヤ交換の工程。
標準の車載工具で、誰でも簡単に行うことができます。
前タイヤ・後タイヤなど、外した時に袋などに書いておくと、次回、前後左右本来の姿で装着することができます。
ホイールバランスは機械がないと調整できないので、ハンドルがぶれるなどの症状がでたら、プロに診てもらうのが一番。
あと、スタッドレスからノーマル、ノーマルからスタッドレスなどに交換した場合は、装着タイヤの空気が抜けていると考えられるので、エアの補充もお忘れなく!
慣れれば、4本40分程度で交換することができます。
ジャッキが外れると危険なので、くれぐれも水平なところで行ってください。
今回は国産車のタイヤ交換ですが、輸入車も基本は同じ。(輸入車の多くは、タイヤを固定するナットがボルト留めとなるので、そこはコツと力が必要です)
以上、タイヤ交換でした。
タイヤの状態を確認したり、外したタイヤを洗ったりもできるので、ぜひ自分で行ってみてください。