ゴールデンウイークも終わりが近づき、ロングドライブの虫や埃で汚れた愛車のお手入れをする人で、洗車場は賑わっています。
最近はお手軽なガソリンスタンドのドライブスルー洗車(自分で洗車機に通す)が増えていますが、自分で洗う方がクルマに優しいもの。
自宅のホースで洗う、または洗車場でとなるとハードルが高くなりますが、愛車を大切にするなら、時には手洗い洗車をおススメします。
【手洗い洗車に必要な道具】
バケツ・ボディシャンプー・ボディを洗うスポンジ・タイヤホイールを洗うブラシの4点セット
陽射しが強いときは、ボディにシャンプー成分が焼きつくため、あえて水だけの方が良い。そもそも炎天下での洗車はシミができやすいのでNO GOOD!
【ステップ1】
まずはボディを水道、洗車場ならバケツに水入れて濡らします。いきなりスポンジでボディを触るとキズになるため、濡らして汚れを浮かせます。
【ステップ2】
先にタイヤ・ホイールなど下回りから洗います。汚れがひどい場合は、専用のホイールクリーナーなどを付けます。
【ステップ3】
バケツにシャンプーを入れて泡立て、スポンジでボディを優しく洗います。虫などが付いていても強くこすらず一通り撫でていきます。
【ステップ4】
高圧洗浄または家庭のホースで、しっかりシャンプーや汚れを落とします。
高圧洗浄の場合は、普段洗えないホイールハウスや下回りまでしっかり流します。
【ステップ5】
水分をふき取ります。ドライブスルー洗車でふき取りをせず帰るひとを見かけますが、水分が残っているとシミになるため、柔らかいウエス(タオル)を絞りながらしっかり拭き上げ。この時、濡れたボディに使えるコーティング剤を吹きかけながら作業を進めると、ボディ表面を水や汚れから守ってくれるようになります。
【ステップ6】
トランクやドア、ボンネットを開けて、水分を拭き上げます。ここをさぼると汚れがこびり付いてきます。
【まとめ】
ここまででおおよそ30分。取れない汚れは専用クリーナーなどを使うことをおススメします。最後に内窓をきれいに拭き上げましょう。しっかり絞ったタオルに窓用クリーナーを付けて拭き、さらに絞り上げたタオル(または乾いたタオル)で水拭きの、2度拭きがオススメ!
きれいな視界は事故を防ぎます。
事実、自動車保険の新車割引があるように、きれいなクルマは事故が少ないと思います。
ぜひ、本格的に暑くなる前にご自身で手洗い洗車をして、夏の汚れの焼きつきを予防しましょう!
写真/文 イオ ケンタロウ