スマホ時代の到来とともに、本体代金や通話料金、その他もろもろを含めて毎月定額を支払うスタイルが広がりっ

クルマの乗り方・買い方NOW

スマホ時代の到来とともに、本体代金や通話料金、その他もろもろを含めて毎月定額を支払うスタイルが広がりました。いわゆる「サブスクリプション」です。
自動車は、購入代金以外に、自動車税、自動車保険、ガソリン代、駐車場、車検点検など、維持費だけでも年間数十万円必要となります。このようななか、残価設定ローンやカーリースなどが支持を集めています。

●残価設定ローン
何年後かにクルマを買い替えることを前提に、あらかじめ新車購入後〇年後のクルマの価値(下取り額)を差し引き、その差額を分割で支払うローンのこと。ユーザーは安価に新車に乗ることができ、メンテナンス付きの場合が多いのでディーラーは良質なクルマを下取ることができます。また3年5年後に新車に乗り替え提案ができるという側面もあります。
●カーリース
毎月定額の料金を支払うことで新車に乗ることができます。税金や定期点検代などランニングコストも含まれるため、月々の費用は安定する反面、ローンや残価設定払いに比べて毎月のコストは高い。よって法人需要が多かったタイプになります。
●サブスクリプション
クルマを使用した期間に応じて料金を支払う定額サービス。トヨタのKINTOは任意保険がセットになるため、保険料が高い人はお得です。

現金一括であれば所有権は当事者になりますが、ローンやリースはこの限りではありません。
基本的にはクルマの残額(中古車市場での価値)に左右されるため、残価設定ローンは人気車種でオススメ。サブスクリプションは利用期間中、定額で支払う仕組みなので、いつまで乗るかわからない転勤族や子どもができたからクルマが必要な若い人にオススメです。
気を付けるポイントは残価設定やリース、サブスクリプションなどは、事故や走行距離が多めの方は不向き。3年5年後の価値が設定値より低くなるため差額を払うことに。現金払いや通常ローンで払い切る人は、クルマをどう使おうと自由ですので、カスタムしたり過走行でも問題ありません。気に入ったクルマとずっと付き合いたい人、または不人気車種では通常ローンが向いているといえます。
いずれの乗り方も、金利や手数料が発生します。また輸入車などは、3年後の残額は高いけど5年後は大幅ダウンというものもあるので、様々なシミュレーションをして比較検討することが良いですが、その時々の人気のクルマを定期的に乗り換えたいという人は、残価設定ローンがお得な傾向に。そして、あくまで自分のものではなく、〇年後の価値を差し引きして乗っているため、事故に気を付けて大切に乗るということを心がけてください。

文   イオ ケンタロウ

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