タイヤについて

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暖冬と言われる今シーズンですが、広島市内でも雪が積もる寒波が来ています。

日常的にクルマを使用する人は、冬用タイヤに交換するに越したことはありません。

けど、スタッドレスタイヤとホイールをセットで購入すると、結構な金額となってしまいます。

せめてこの時期、ラジアルタイヤも残り溝は要チェックです!

積雪時は乗らないとして、タイヤが新しいか否かで、雪解け時安全面に違いが生じます。

車検時に必要な溝は、わずか1.6mm。

新品タイヤの溝は8mmくらいですので、わずかな溝でも車検はパス可能。

けど、タイヤの溝は排水のためにあるので、濡れた路面の走行で危険度は増してしまいます。

具体的には、ブレーキの制動距離が延び、速度が上がるとハイドロプレーニング現象(タイヤが水に浮き、操縦不能に)を誘発しやすくなります。

残り溝のチェックは、「スリップサイン」で確認。タイヤ側面をよく見ると、▲印が刻印されています。その延長線のタイヤの溝の中に、一段高くなったでっぱりがあります。このでっぱりとタイヤ表面が同じ高さになると、残り1.6mm。即交換をお勧めします。

ある調査によると、日本の平均的なタイヤ交換は、4年4万キロくらいとのこと。

輸入車だからと言って特別なことはありませんが、高性能なクルマにはハイグリップタイヤが標準で装着されており、寿命は短くなる傾向にあります。

通常タイヤの性能には、

・グリップ

・快適性(静粛性)

・低燃費

・耐摩耗性(寿命)

があげられます。

グリップに振ると、寿命は短く燃費も不利。燃費を追及すると、ゴムが固くなりグリップは落ちる傾向に。

高性能タイヤと言われるものは、それぞれの要素を高次元でバランスさせています。

日本を代表するのは、ブリヂストンやヨコハマタイヤ、ダンロップなど。

アメリカはグッドイヤーが有名です。

ドイツはコンチネンタル、フランスはミシュラン、イタリアはピレリなど、各国を代表するブランドがあります。

それぞれお国柄(使用環境)に基づいたいいタイヤです。メーカーもさることながら、どのグレードのタイヤかというのが大事です。

一時のF1ではブリヂストンが大活躍!スポーツタイヤの象徴”ポテンザ”が世界のトップに立っていました。

ミシュランタイヤは、日本のメーカーに比べて幾分ロングライフ。高性能と寿命が高度にバランスされていると言われます。

今、見直されているのがドイツのコンチネンタル。高速走行が多いので、日本では固いなどと言われましたが、国内外の最新高性能車の多くに標準装着されています。

一部の車種では、コストダウンのため純正タイヤの質を落としているものがあります。

わざわざ交換する必要はありませんが、クルマのキャラクターにあったタイヤ選びは大事!

溝があっても4年経つとゴムが硬化して本来の性能は維持できません。

タイヤでクルマの乗り味は随分変わります。

サスペンション・ブレーキと足回りにコストがかけられる傾向にある輸入車だからこそ、タイヤ選びにもこだわってほしいいと思います。

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